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執筆者の写真Kathy Price

2/6/2021 映画レビュー "One Night in Miami" 「あの夜、マイアミで」


主演 キングスリー・ベン・アディール、エリー・ゴア、アルディス・ホッジ、レスリー・オドム ・ジュニア

Rated R


この映画は、1964年2月、若いカシウス・クレイが最初のヘビー級ボクシング選手権で優勝した夜に設定されている.この勝利は誰にとっても驚きであり、誰も勝利のお祝いのパーティーを企画していなかったので、マイアミのアフリカ系アメリカ人セクションにある小さなモテルで仮設パーティーが開催された.間もなくモハメッド・アリとして知られるクレイは、彼の実在の友人3人をパーティーに招待した.社会活動家で牧師のマルコムX、伝説的な歌手であるサム・クック、そしてフットボールのヒーローであるジム・ブラウン.


このイベントとお祝いのパーティーは実際に起こった事実だが、果たして登場する四人の主演者達が話したことが事実かは不明だ.しかし、この映画は、これらの著明な四人がその時点で話しえたことと、それらがお互いの人生にどのように影響しあったかの可能性が、魅力的なストーリーだと思う.


カシウス・クレイが物語の中心ではあるが、これはボクシングの映画ではない.この映画は友情と、友人がどれだけお互いの人生に影響を与えることができるかを語った映画である.それぞれ四人のキャリアが、この四人を結びつけるかのように巧妙


に描かれている.例えば、マルコムXは1965年に殺害されるが、それを予測するような不気味な描写もある.個人的には、サム・クックを演じるレスリー・オドム・ジュニアが好きだ.彼はクックの有名な曲のいくつか、特に「変化がやってくる “A Change is Going to Come”」を見事に歌っている.大変に感動的な映画だと思う.





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